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1998年シーズン ホームラン王、打点王の二冠で初タイトル
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98年はシーズン前の怪我により低調なスタートであったが、
終わってみればシーズン34本、100打点で、
セ・リーグ二冠を獲得。
毎年コンスタントに30本以上ホームランを打てる存在になり、名実ともに日本を代表するホームランバッターと成長。
135試合 打率.292 34本塁打 100打点
1999年シーズン 初の40本超え 強打者としての風格
99年はさらなる飛躍の年になる。
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この年はヤクルトのペタジーニとのホームラン争いに破れるが、
自己記録を更新し、
シーズン42本塁打を放つ。
135試合 打率.304 42本塁打 95打点
2000年シーズン 2度目のMVP、二冠
https://goo.gl/images/FPwPJ9
00年は打撃フォームも若干改造。それまで静止気味だったものを両足を小刻みにリズムを取るスタイルに。
そして新たな試みとしてリラックスしてバットを扱えるということもあり、この年からバットのグリップエンドに指をかける握りに変える。
グリップエンドを包み込む握りは最近は多くはなったが、当時は少なかった。ちなみにイチロー選手はずっとこのスタイル。
開幕から4番として出場。
2年連続シーズン40本を超え、
シーズン42本を放ち、打撃三部門全て自己記録を更新する活躍。
そしてジャイアンツを日本一に導く大活躍。
シーズン2度目のMVP、ホームラン王、そして打点王を獲得。
その存在は強烈なものに。
135試合 打率.316 42本塁打 108打点
2001年シーズン 初の首位打者
https://goo.gl/images/CHFfRH
01年はホームラン数を36本と下げてしまうが、
打率333を残し、初の首位打者に輝く。
140試合 打率.333 36本塁打 104打点
2002年シーズン 50本塁打 異次元のステージへ
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そして2002年はジャイアンツ時代のハイライトとなる最高のシーズンを送る。
シーズン序盤は苦しみ、前半戦18本塁打をだったが、
後半戦一気に大爆発。
後半戦は64試合で32本塁打と驚異的に打ちまくり、
自己記録を大幅更新する50ホームランを放つ。
この年はもう手がつけられない状態だった。そのホームランの飛距離も特大ばかりで、
日本最強打者となった松井氏は日本では収まらないスケールの大きい存在へ成長していた。
そして、松井秀氏はFA宣言をし、メジャーリーグを目指すことになる。
140試合 打率.334 50本塁打 107打点
松井秀喜氏のジャイアンツ時代の特徴
まさに伝説
松井秀喜氏はジャイアンツ時代は10年間332本塁打放っている。
高卒10年間で300本以上ホームランを放っているのは王貞治氏、松井秀喜氏の二人のみである。
その数字からプロ野球史に残るスラッガー。
もしメジャーリーグに挑戦しなけば、
王貞治氏の記録に近づいたかもしれない。
それだけ日本時代は強烈な存在だった。
松井氏は強烈なスイングスピード、そして圧倒的な飛距離を誇る。
本拠地だった東京ドームでは看板直撃弾を一番放っている。
その飛距離は規格外。
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圧倒的な飛距離を誇る松井秀喜氏は練習の基本は主に素振りであり、
その圧倒的なパワーは素振りを繰り返して身につけたもの。
広島、阪神で活躍した鉄人、金本知憲氏は松井秀喜氏同様、バッティングの練習に基本が素振りであり、
松井秀喜氏のホームランの飛距離はマシーン打撃では身につかないと指摘している。
それに現在の選手はマシーンを使った打撃練習が主流となっていることを危惧している。
松井秀喜氏も練習も8割は素振りだと語っており、
素振りの重要性を説いている。
才能に溢れていた松井秀喜氏だが、才能に溺れず、基本を突き詰めて練習を打ち込んだからこそ、日本最強の選手へ成長できたのだろう。
やはり日本時代のそのスイングスピードは群を抜いている。
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打球のすごさについては前述に古田氏のエピソードを紹介したが、
2000年の日本シリーズで対戦した当時のダイエーホークスの球界を代表するキャッチャーだった城島健司は松井秀喜のスイングの強烈さを語っている。
そのエピソードから松井秀喜氏のスイングは強烈なものだったことが伺え、
メジャーでも活躍したが、やはりジャイアンツ時代は別格で、
伝説的な活躍であった。
松井秀喜氏に関するまとめ
いかがでしたでしょうか。
平成最高の強打者松井秀喜のジャイアンツ時代。
まさに伝説。
引退した今でも、その存在は未だに日本球界の象徴的存在。
彼の背番号55番はパワーヒッターの象徴。
日本プロ野球界には松井秀喜氏を超えるホームランバッターは現れていない。
それだけ偉大ということだろう。
松井秀喜 伝説のホームランエピソード!! 日米通算507本の強打者!!