メジャーでは通用しない!?スカウトの評価は??
彗星の如く、現れたニュースターの登場。
細身の身体から放たれるホームランはしなやかで、
そのスイングは極上の美しさを誇る。
その飛距離は体格に勝るパワーヒッターたちすらも凌駕する。
若き日のイチロー選手を彷彿される。
山田哲人。
現在、右バッターとして日本最高峰。日本屈指のバッター。
メジャーも注目する男は2017年年は苦しいシーズンを送った。
一時深刻でなかなかスランプから抜け出せず、
その華麗なスイングは鳴りを潜めていた。
しかし、2018年見事復活。
3度目のトリプルスリーを達成するなど、
やはり彼の魅せるプレーは一味違う。新時代のスター。
今回は見事復活シーズンを送ったヤクルトスワローズの山田哲人選手をPICKUP。
目次
山田哲人選手のWiki的プロフィール
名前 山田 哲人 (やまだ てつと) Tetsuto Yamada
出身地 兵庫県豊岡市
生年月日 1992年7月16日(27歳)
身長180cm
体重 76kg
ポジション セカンド
山田哲人はメジャーでは通用しない!? スカウトの評価とは??
トリプルスリーの申し子
彼をそう呼んでもおかしくはないでしょ。
山田哲人
今や、球界最高の選手の一人と称されるほど輝きを放つスター。
山田哲人選手は高校時代は名門履正社高校で主力として活躍。
高校3年生の夏の甲子園大会でホームランを放つなど、
その年のドラフト会議でヤクルトスワローズから1位指名を受け、入団。
4年目のシーズン。覚醒。

山田哲人というニュースター。彗星のごとく現れ、鋭い打球を連発。
ホームランも打てる打者として大活躍。右バッターとしての最多安打記録を更新。
シーズン最多安打を獲得するなど一気にブレイク。
翌年の5年目2015年には3割30本30盗塁トリプルスリーを達成。

翌年2016年にも連続してトリプルスリー達成。異次元の活躍を見せる山田哲人選手の快進撃はさらに凄みを増すのかと、誰もがもっとすごい成績を残すと、翌年の活躍を期待された。
しかし他球団も黙っちゃいない。
翌年2017年は待っていたのは他球団からの厳しい内角攻め。彼はスランプに。

山田哲人選手は必要以上の内角攻めに苦しみ、華麗な打撃は崩れていた。思い通りスイングができなくなり、彼は苦しんでいた。
デッドボールも多かった。それは認められた証だが。

この時の山田哲人選手は打席の中で迷いが見えていた。スイングも中途半端。
この感じなら来年も抜け出せないかなと思っていた。
2017年は苦しいシーズンとなった。
正直ここまでの活躍を続けていたなら、期待値は上がる一方だし、それに答えたい気持ちも大きくなっていたはず。

スランプ陥り、成績はこれまでの山田哲人選手にしては当然物足りないものでした。彼自身悔しいものだったはずだ。
しかし、そんな彼はその経験を力に変えて、見事復活。
3度目のトリプルスリーを達成するなど、2018年シーズンは成績以上に彼を成長させた。
困難を乗り越えてくるあたりはやはりスター。

日本球界の次世代のスターとして、今や日本が誇る強打者の一人。
彼を一言で言うと、天才。
山田哲人選手の特徴・プレースタイル
山田哲人は唯一無二
山田哲人選手の特徴といえば独特の間合いから繰り出すスイングが魅力。
打撃スタイルは独特でバッターボックスの中で体をリズミカルに動かしながらタイミングを測る打者が多い中、
山田哲人選手はバットでタイミングを測る珍しいタイプ。
そして左足をあげ、しっかり間合いをとりボールを仕留め、スイングはシャープで強い。


山田哲人選手の打撃の肝は左足だろう。
足をあげる打撃フォームはパワーを生む利点はあるが、身体が前に流れてしまい、ボールに差し込まれてしまうデメリットがあるが、これは身体の中心でしっかりバットが触れている。
インパクトの後のフォロースルーの大きく美しい。
山田哲人選手は足を大きくあげて踏み込んでも身体が突っ込まず、軸回転で鋭くボディーターンができる。
打った後にバットが身体に巻きつき、踏み込んだ左足が三塁側に一瞬動くほど。
間合いの天才。

山田哲人選手は中心軸でしっかりバットが振ることができているからこそ、抜群のインパクトでボールを飛ばすことができ、大きなフォロースルーが生まれるのだ。
山田哲人選手の打撃フォームは若き日のイチロー選手の振り子打法のような美しさを誇る。
今や、球界最高の選手の一人だ。
山田哲人選手のメジャー挑戦はあるのか!?
メジャー挑戦の可能性はいかに。
気になる山田哲人選手のメジャー挑戦。
球界の中心にいる男のメジャーリーグへの挑戦は現在もっともホットな話題だ。
メジャーのスカウトは山田哲人選手を評価しているのだろうか。
正直、山田哲人選手の評価高くない。現実はシビア。
その理由は山田哲人選手の特徴でもある打撃フォーム。

これは日本人選手の特徴と言ってもいいだろう。足をあげるフォームがメジャーでプレーする際に大きな壁となる。

やはりメジャーの投手は日本の投手より球速も速く、またリズム感をワンテンポ早い。動くボール、ムービングボールが支流だけに日本の投手よりそのボール質がワンランク上。
やはり日本の感覚でボールを捉えに行くと差し込まれてしまう。

WBCなど国際試合で日本の選手がムービングボールに苦戦するのはお決まり。山田哲人選手自身もWBCでメジャーのピッチャーに苦戦している。
それにメジャーでは足をあげる幅は少なく、すり足の打者が多い。
ではなぜ日本人選手は足をあげるのだろうか。やはりパワー。

日本人選手は欧米人に比べて、身体の力が弱いため、体を大きく使い、反動でボールを飛ばすスタイルが主流。だから足をあげるようにしているのが一番の要因。

メジャーの選手たちは日本人比べて、身体の力が強く、もともと積んでいるエンジンが違う。彼らは反動をつけなくてもボール飛ばせる力があるからだ。
もし山田哲人選手がメジャーへ挑戦するならば、打撃フォームに改善を余儀なくされるのでないか。
そして近年の日本のプロ野球でもムービングボールは増えてきているが、やはりメジャーのムービングボールは一段とレベルが上。

あのイチロー選手でさえメジャーに移籍する際に、日本より速いボール、動くボールに対応するために振り子打法と言われていたフォームの動きの幅を小さくし、メジャー挑戦する前年のシーズンに臨んでいた。
イチロー選手はメジャーでプレーするイメージを持って、常に備えていた。
山田哲人選手がもしメジャーへ挑戦するとなるならば、メジャーの仕様に変更するのか、
それとも現在のスタイルを貫くのか。
しかしながら、山田哲人選手はメジャーリーグへの挑戦を考えているのだろうか。
個人的にはメジャーリーグへ挑戦してもらいたいが・・・
素晴らしい才能をもち、特異性のある選手で魅力的だ。だが山田哲人選手が日本時代のように圧倒的な成績を残すことは現時点では想像できない。
山田哲人選手は現在の打撃スタイルでは苦戦するのは見えている。優れたヘッドスピードは評価されているが・・・・・
やはりメジャー挑戦したいという気持ち位なら通用しないだろう。

イチロー選手は数年前からメジャー挑戦に備えていた。自身打撃スタイルもメジャーに備えてタイミングの取り方を変えてまで、前年まで試行錯誤を続け、メジャーに挑んだ。
それにイチロー選手はメジャー挑戦とか通用したいとかそんな次元で考えてなかった。
どうやったらメジャーでもトップにいけるかと、高い次元で考え、練習に取り組んでいたからこそメジャーでもトップとして走り続けられたのだと思う。
山田哲人選手にはイチロー選手ほどの覚悟があるか。
そのくらいの覚悟があるのならメジャーでも活躍できるだろう。
メジャー以外にもFAで国内移籍の方が現実的か。
今後の山田哲人選手の決断に注目しましょう。
個人的にはメジャーを目指して欲しい。
山田選手のメジャー挑戦に関するまとめ
いかがでしたでしょうか。
日本球界を代表する打者へと成長した山田選手。
新しいタイプの選手としてぜひメジャーリーグへ挑戦してもらいたい。
メジャーでトリプルスリー達成するくらいのスケール大きい選手になってくれ!!
期待していきましょう。
