平成を代表するサウスポーも引退が近づいている。
和田毅
常勝軍団ホークスのエースとして礎を作った男は、
近年、怪我により苦しい日々を過ごしている。
もう一度マウンドで輝く姿を。
今回は、福岡ソフトバンクホークス、和田毅投手をPICKUP
目次
和田毅投手のWIki的プロフィール

名前 和田毅 (わだ つよし)
出身血 島根県出雲市
生年月日 1981年2月1日(38際)
身長 179cm
体重 81kg
ポジション 投手
和田毅投手の経歴・実績
2000年代最高のサウスポー。

和田毅投手は、平成を代表する日本最高のサウンポーといっても過言ではない。
今シーズン、怪我から完全復活が期待されるレジェンド。
そんな和田毅投手の高校は島根県のの島根県立浜田高校出身。

浜田高校時代はエースとして2年、3年生の夏の甲子園に出場。

高校時代は特別秀でた投手ではなく、120キロ台のストレートで活躍。
こう見るとしなやかで独特な投球フォームは当時から変わらないですよね。
その後、早稲田大学へ進学。

そして、和田毅投手は大学時代、
江川卓が保持していた東京6大学リーグ記録443奪三振記録を更新。
早稲田のドクターKと称され、大学4年生まで476奪三振まで記録の大幅更新。
4年生の時には早稲田大学のエースとして52年ぶりの春夏連覇に貢献。
その後の早稲田黄金期の礎を作った早稲田が誇る大学最高の投手。
しなやかさと独特な間合いも持った投球で、驚異の奪三振を誇る大学最高のサウスポーとしてプロからも大注目の選手。
2003年のドラフト会議で、自由獲得枠で福岡ダイエーホークスへ入団。
ホークス1年目ルーキーながら、いきなり14勝。

プロ1年目からプロの打者も翻弄。大学史上最高の左腕の実力を存分に発揮。
そして新人ながら日本シリーズ第7戦で完投勝利。

史上初の新人投手の胴上げ投手になるなど、ダイエーホークスを日本一に貢献する素晴らしい活躍を見せた。
プロ入りから5年連続二桁勝利、2010年には最多勝やリーグMVPを獲得、

ホークスのエースとして、メジャー行く前の在籍9年間で7回二桁勝利。
素晴らしい実績を引き下げて、メジャーリーグに挑戦。
ボルティモア・オリオールズに移籍。
憧れのメジャーリーグの挑戦であったが、移籍してすぐに左肘靭帯を損傷。
トミージョン手術を行い、オリールズではプレーできなかったが、
その後、移籍したシカゴ・カブスへ移籍。憧れのメジャーリーグのマウンドに立つ。
しかし怪我もあり、日本時代の思うような投球ができず、それに全盛期を過ぎての挑戦もあり、期待ほどの活躍はできなかった。
その後、古巣ソフトバンクホークスへ復帰。
復帰1年目から15勝を挙げ、2度目の最多勝を獲得。

復活後、近年は怪我に泣かれ、思うようなプレーができていない。
今シーズンは復活が待たれる日本屈指のサウスポー。
今年でプロ生活13年目。ここまでNPBとメジャー合わせて、通算126勝、奪三振1520を挙げている。
最多勝2回、最多勝率1回、そしてMVP。
常勝軍団ホークスの礎を作った立役者。
成績以上の存在感で華のある選手。記憶に残る名投手だ。
同じホークスでプレーした杉内俊哉としと並び称される平成最高のサウスポー。
平成の時代に輝いた個性豊かな上質で極上のサウスポーだ。
和田毅投手 怪我で引退迫る!?
早稲田大学、そしてホークスで数々の栄光を掴んできた和田毅投手。
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やはり悔やまれるのがメジャーリーグ移籍後、怪我。
夢のメジャーリーグでは苦しい日々を送ってしまった・・・。
移籍したオリオールズでキャンプから左肘違和感を覚え、開幕から故障者リスト。
その後左肘靭帯損傷が見つかり、トミージョン手術を決行。
契約を結んだオリオールズでは登板することなく退団することとなってしまった。
その後もカブスへ移籍し、復調。活躍を予感させる場面もあったが、
日本時代のような活躍できずに。

メジャーでは登板試合21試合、そして勝ち星も5勝と、怪我により日本時代のような投球もできず、不本意な日々。
和田投手の手術後はストレートが通用しなくなったと語っている。
思うような投球ができない中、それでもメジャーの強打者に対抗。プレー中に投球の幅を持たれるためにカットボールとツーシームを習得している。
メジャー移籍後のすぐの怪我により、マイナー暮らしが長かった和田投手。
しかしその時の経験は自分自身の野球人生、人生の上で良い経験であったと、苦しかったことを糧に前を向き、しっかり経験を生かして、
その後怪我から復帰し、カブスでメジャーリーグのマウンドで投げることに繋げた和田投手のメンタリティーは素晴らしいものがある。
しかし、和田選手の怪我がなければ、
極上の投球術をメジャーの舞台でも見ることができたのかもしれない。
それだけ和田投手がマウンドでの魅力的。
豪速球があるわけではないのに、彼が登板する機会があれば見たくなる。
上質で華麗でしなやかさは、見るもの魅了するプロフェショナル。
その後古巣ソフトバンクに復帰し、復帰位1年目で15勝を上げる貫禄を見せたが・・・
完全復活と思われたが、2017年は開幕投手は務めたものの、怪我、肘頭骨棘切除術と診断され、すぐさま手術を受けて、長期離脱を余儀なくされた。
その後の2018年もキャンプから不調が続き、結局一軍登板がないままシーズン終了。
しかし、2019シーズンは数年の左肩痛から復帰。
鷹の左のエースがようやく一軍に帰ってきた。

今シーズンは12試合に登板し、4勝4敗 防御率3.90と怪我明けとしてはまずまず。
2018年は怪我で1年間登板がなかっただけに、復帰できず引退を決断する可能性もあった。
同志でもあるホークスのWエースとして活躍し、ジャイアンツに移籍した杉内俊哉投手も晩年は左肩痛で3年間登板できずに引退してしまった経緯があった。
和田投手も同じ道を辿るのか心配であったが、
カムバックできたことには嬉しいニュース。

プロ野球界を引っ張ってきた残りわずかな松坂世代。
2020年は完全復活を期待したいところではあるが、
松坂大輔投手の2018年怪我からカムバックを見せたが、2019年は一軍当番が2試合のみでシーズン終了となっているだけに、
復帰できたといえ安心はできない・・・
球界を代表する左腕の復活は嬉しいが、
しかしながら、引退が迫っているのは間違いない。
和田毅投手に関するまとめ
いかがでしたでしょうか。
平成を代表するサウスポー、和田毅投手。
再び、マウンドへ帰ってきたが、
また怪我だけには心配。
軽やかな上質なピッチングは球界屈指。
2020年は完全復活を願う。
