引退迫る!?
青木宣親
日本球界最高のヒットメーカー。
ベテランの域に入ったが、
その存在は球史に名を残すほど偉大。
前人未到の日米3000本安打達成へ。
これから偉大な記録達成への期待してしまうが、
訪れる衰え、
迫り来る引退のふた文字との戦いが待っている。
今回はヤクルトスワローズの青木宣親選手をPICKUP!!
目次
青木宣親選手のWiki的プロフィール

名前 青木宣親(あおき のりちか)
出身地 宮崎県日向市
生年月日 1982年1月5日(37歳)
身長 175cm
体重 80kg
ポジション 外野手
青木宣親 引退迫る!? 日米通算3000本安打達成なるか

日本最高のヒットーメーカー
青木宣親
貪欲で直向きなプレーと球界屈指のバットコントロール
未だ現役を続ける偉大なバットマン。
2019年シーズン、プロ17年目を迎えるが、
未だ現役トップクラスの打撃力を誇る。
2017年オフ、7年ぶりにメジャーリーグから日本球界に復帰。
日本球界において、通算打率もトップに立つなど、その打撃力はさすが。
ヤクルトには現在の日本プロ野球の顔とも言える存在となった山田哲人選手がいるが、
やはりまだまだ青木宣親という存在は別格。
これまでの名実を考慮すれば、球界最高峰のバットマン。
ヤクルト復帰後もさすがと言わせるほどの打撃力で健在ぶりを発揮しているが、
しかしながら、ベテランの域に入ったのも事実。
引退はまだ先の話だが、徐々に

2019年シーズン、5月にNPB史上最速で通算1500本安打、
そして通算100号本塁打を達成した青木宣親選手。
日本での試合出場は1156試合での通算1500本安打は松井稼頭央が記録していた1233試合の記録を抜く史上最速。
それ以外にも、NPB史上22人目の通算100個目の死球を達成するなど、
青木選手がホームベースに近い打撃フォームということもあるが、死球の多さは強打者の証とも言えるだろう。
メジャーで7年間プレーで日本球界を離れていたとはいえ、復帰後の活躍ぶり、そして最速での1500本達成は流石の一言。
メジャー挑戦前のヤクルト8年間で1284本の安打を放ち、実働は7年で一年平均180本以上のヒットを積み重ねており、
そのが打撃力は37歳となっても変わらない。
引退とはまだまだ先だろうが、しかし、今シーズンは打率.300を切ってしまった。
2018年ヤクルト復帰初年度は打率.327をマークするなど、持ち味である粘り強い巧みなバットコントロールは健在で、卓越した打撃力を発揮したが、
2019年シーズンは開幕当初は好調だった打撃は体調不良もあり、徐々に失速。
打率は297とシーズン終了。

青木選手自身、レギュラーとなり、日本球界で打率3割を切るのは二度目。
もちろん打率.297でも素晴らしい成績で堂々たるものだが、
日本で7回3割を超え、四度の打率.340台を超える成績を残してきたヒットメーカー。
そんな偉大なバットマンの2019年の成績には物足りなさを感じ、成績低下となると、やはり年齢からくる衰えかと考えてしまう。
青木選手自身が気づかないレベルで衰え、徐々に引退へのカウントダウンが始まっているのか・・・・
尊敬する偉大なバットマンも

2019年3月。
日本球界最高のスーパースターであったイチロー選手が現役を引退。
イチロー選手もメジャー10年連続200本安打を達成するなど、メジャーでも大活躍していたが、
翌年201年に打撃不振に陥り、それ以降は打率300を打つことなく、45歳で引退。
青木選手が憧れた偉大なバットマンも成績低下以降は復調できず、
さすがに衰えには勝てなかった印象だった・・・
青木選手は現在38歳。
そしてイチロー選手が打撃不振になった2011年は38歳であった。
打者はまず目から衰えを感じると言われている。
体力的には変わらないと感じても、打撃において重要な役割を担っていると言ってもいい目の感覚が狂えば、打撃力にも当然影響する。
もちろん例外もあり、40台を超えても活躍する選手もいるが、やはり39代後半に入ると、偉大なバットマンたちにも、
衰えが顕著に出て、成績にも明確に低下する傾向になる。
どんな名選手にも避けられない事実がある。
そして同年代が岐路に

2019年は青木選手の大学時代の盟友である鳥谷敬選手。
タイガースの顔は、ここ数年は打撃不振で苦しいシーズンを送り、
今季オフ、タイガースを退団。
事実上の戦力外。他球団への移籍先を探す形となるが、
学生時代を共に過ごし、プロ入り後もプロ野球界を代表する存在として、共に球界を引っ張ってきただけに、
盟友の退団劇には青木選手も思うところがあったのだろう。
そして、内川選手も。

球界最高の右打者と称された男も、近年は打撃不振で苦しんでいる。
これまで華麗なバットコントロールで球界の頂点を極めた男たち、年齢を重ねた偉大なバットマンたちにはやはり衰えが見えるも事実。
打者として衰えを現れる年齢なのかもしれない・・
しかしながら、青木選手は引退について、
体力的、そして野球に対する情熱、チーム内での立場、様々な状況が重なった時に考える事と語っており、
それと同時に37歳になる青木選手は、年齢的な衰えを感じておらず、まだまだ全然やれるとも語っている。
青木選手自身はまだまだ健在ということだろうが・・・
青木選手は過去に打率.300を切ったら引退と発言したこともある。

この発言の真意は、青木選手自身の打撃に確固たるものがあると同時に、
これまで達成し続けてきたシーズン打率.300へのこだわり、自身もプレッシャーかける意味もあっただろうが、
今シーズンは3割近い成績をマークしたとはいえ、打率.300を切ってしまった。
好打者の証でもある打率.300という数字に壁を感じ、難しさを覚え、
3割常連の男が、大きく3割を下回った時。引退を決断の時なのかもしれないが・・・、
徐々に青木選手にも衰えが見え始めてきている。
そして、2019年シーズンは体調面で複数回苦しんだ感がある。
青木選手はメジャー時代に死球の影響で脳震盪から体調不良により苦しみ、2018年も死球により同様の症状に苦しんでおり、
体調の変化を現れているのか。
やはり引退のふた文字が迫り、引退について考えることは増えてきているはず
来シーズン以降は、打率.300復帰、
そして首位打者を取るくらいの成績を期待したいところだが・・・・、
2020年シーズンは真価が問われるシーズンとなる。
日米通算3000本安打達成は・・・・

青木選手は今後の現役生活が気になる年齢になったということだが、
現在、日本通算で1591本安打。
注目の日本単独での2000本安打達成への期待が高まる。
それと同時に期待したいのが日米通算での3000本安打も期待もだ。
日本通算2000本はだが、青木選手はヤクルト復帰後の平均のヒット数が150本ほどのペースでヒットを放っていることを考慮すれば、
2000本は3年以内には達成できそうだ。
そして日米通算3000本安打だが、
青木選手は日米通算安打数は2365本。
日米通算3000本は青木選手のマスターとも言えるイチロー氏、そして日本単独3000本安打に限っては張本勲氏のみ。
日本単独での3000本安打はジャイアンツの坂本勇人選手が将来的な達成への可能性があるが、
日本単独、日米通算にせよ、3000本という数字は日本球界において前人未到の大記録であることは間違いない。
仮に青木選手が日米通算3000本達成するためにはヤクルト復帰後のヒット数を考慮すれば、5年ほど年数を要することになる。
来シーズンで38歳を迎え、3000本安打達成は年齢では青木選手が40代前半か半ばとなるだけに、達成してもらいたいが、
現在はまだ衰えを感じさせない打撃を見せているとはいえ、
二つの偉大な記録達成には現在のような活躍を40代に入っても続けることができるかが鍵となるが、
日米通算3000本安打達成は現実的には厳しいところか・・・
これまでも偉大なバットマンとはいえ、長年好成績を残し続けても、急に打てなくなり、
そのまま引退していくケースは多いだけに、
現在は青木選手自身は衰えを感じていないとはいえ、徐々にその傾向は見え始める・・・
もうすでに目に見えないレベルで、
引退への戦いは始まっているのかもしれない・・
青木宣親選手に関するまとめ
いかがでしたでしょうか。
37歳とはいえ、さすがの打撃力は見せている青木宣親選手。
他の同世代に比べても、まだまだ健在という印象であるが、
引退を意識する年齢になったのも事実。
同世代が衰え始め、ここ数年や2019年も阿部慎之助選手など、
偉大な選手の引退が相次いでいる。
寂しい事実であるが、
青木選手にも引退が迫っているのは間違いない。
しかしながら、その華麗な打撃で、
今後は周囲の雑音を吹き飛ばすような年齢を感じさせないプレーを。
どこまで現役を続けてくれるのかも楽しみだ。
