2017年のドラフト一位の現在とは??
中村奨成
甲子園で記録を打ち立てた2017年黄金ルーキは、
二軍でプロの洗礼を受ける日々。
一軍昇格を目指し、現在奮闘中だ!!
球界を代表する捕手への道は始まったばかり。
今回は中村奨成選手の現在、そして二軍での成績や活躍ぶりをPICKUP!!
目次
中村奨成選手のWiki的プロフィール

名前 中村奨成(なかむら しょうせい)
出身地 広島県廿日市
生年月日 1999年6月6日
身長 181cm
体重 76kg
ポジション キャッチャー
中村奨成の現在は?? 二軍成績や一軍昇格の可能性は??

一昨年の甲子園を沸かせた男は、
次世代の日本代表するキャッチャーとなれるか
中村奨成
2017年のドラフトの目玉、
清宮幸太郎とともにドラフト目玉として大注目だった逸材は、
プロの世界で、現在もがいている。
現在の姿が寂しいほど輝いた甲子園。

高校時代、中村奨成選手が甲子園で見せた華々しいほどの活躍ぶり。
夏の甲子園一大会6本塁打という新記録を樹立し、
2年前の甲子園の話題を独占ほどの活躍ぶり。
レジェンド清原超えを成し遂げたその打撃力、
そして、キャッチャーとして俊足、強肩の高校生屈指の才能。
甲子園でハイレベルの実力を発揮していたことはまだ記憶に新しい。
大会前無名の男は甲子園大ブレークにより、一躍全国区へ。
甲子園で魔法にかけられた若き青年は、
世間の注目するという華々しいほどの存在となり、一気に高校生屈指のスターへ。
そんな一昨年の甲子園を沸かせた男はドラフトでは2球団の競合の末、地元広島カープへ。
そんな2017年の黄金ルーキは現在とは??
プロ入りから現在2年目。
中村奨成選手の現在の成績や活躍ぶりをPICKUPしていきましょう。
2017年のドラフト一位の現在地

今年2019年、プロ2年目のシーズンを送っている中村奨成選手。
そんな彼の現在地であるが、プロ入りからほとんどを二軍で過ごす日々。
一軍昇格を目指し、奮闘中であるが、
2017年、世間を沸かせた男はプロの壁にぶち当たっている。
それは選手として全てのレベルにおいて。
特に苦戦を強いられているのは期待されていたバッティング。
高校通算45本を放ったスラッガーであったが・・・
高校時代、甲子園を沸かせたパンチ力のあるバッティングには、プロのスカウトによっては打撃力は即戦力という高い評価を獲得していたほどであったが、

しかし、プロ入り後は持ち味のパンチ力も鳴りを潜め、打撃は特に苦戦している。
高校生でキャッチャーとして、強肩強打というのは彼の最大の魅力であった。
これまで野村克也氏や古田敦也、城島健司、そして阿部慎之助選手など、やはり打てるキャッチャーは希少価値。
プロの世界でもごくわずかな存在になれる可能性を秘めた逸材には
高校時代に見せた打棒に注目が集まっていたが、現実は違った。
木製バットへの適応も課題

プロ入り後、中村選手が一番苦しんでいるのが木製バットの扱い。
中村奨成選手の打撃スタイルはリストを活かして長打を放つ打撃。
身体の中心よりも手が先行する打撃スタイルであった中村選手。
高校時代まで使用していた金属バットの恩恵を受けた打撃スタイルはプロ入り苦戦。
当時から手打ちに近い打撃には、プロでは苦戦するという声もあっただけに、木製バットに苦戦するのは予想されていたのだが・・・、
中村奨成選手も本人も木製バットへの適応に苦戦していると語っているだけに、
金属バットの力が彼の打撃に実力以上のものを与え、甲子園で一大会6本塁打をいう記録を作ってしまえば、その打撃力は当然注目される。
その偉大な記録が彼自身の評価を必要以上にあげてしまったのだろうか・・・。現在の姿は寂しいものだ・・・・。

現在、高校生が使用する金属バットの飛びすぎることは、
問題となっているのも事実。
金属バット自体どの部分に当たっても芯で打ったような飛び方で、木製バットに比べて、異様なまでにスイートスポットが広すぎる。
力任せで振れ、詰まってもホームランになる金属バットでは打撃技術が身につかず、
高校時代にホームランを量産した打者はプロ入り後、木製バットへ対応できないケースがほとんどである。
中村奨成選手はその典型的なケースとなってしまっている。
一軍への道は遠いがこれからに期待

期待された打撃でなかな結果が出ず、苦しい日々。
ここまでプロ2年間での二軍での成績。
2018年2軍成績は、
83試合 打率.201 打数215 安打43 本塁打4 打点15
2019年は9月時点で、
39試合 打率.279 打数112 安打29 本塁打2 打点9
2019年シーズンは中村選手、春季キャンプ序盤に右第一肋骨を疲労骨折してしまい、早々に離脱。
その後はなかなか怪我のリハビリで復帰できたのは5月だが、
徐々にではあるが課題だった打撃は上向きつつある。
今年は課題だった打撃はまだ試合数が少ないだけに、今季は打率.270台をマーク。8月には月間打率を5割をキープする時期あり、少しづつ邁進している。

そしてキャッチャーというポジションは、
他のポジションに比べて負担も大きいだけに、
まだまだ課題も多く、リード面でもミスが多いなど、
キャッチング、送球も含めてこれから。
まだプロ2年目、球団側はじっくり育てることが前提もあり、焦らず適応を目指して欲しい。数年後、一軍で定着できるようにまずはプロレベルになることだ。
プロの壁にぶち当たっているが、持っているポテンシャルは間違いない。
キャッチャーとしてももちろんだが、
やはり木製バットに適応できれば、持ち味のパンチ力の打撃開花に期待したい。
プロ入り前からサードにコンバートにして使えば日本一の選手になるという評価を受けていたほど打撃には期待は大きい。
現在のポジションはキャッチャーであるが、中村選手が持っている走攻守においての高い潜在能力、非凡な野球センスがあるからの評価である。
今後コンバートの話もあるかもしれないが、やはりキャッチャーとして勝負してもらいたい。それは個人的な願望であるが、
それ以前にプロで戦える身体づくり、しっかり振れる体力づくりを。

持っている才能は間違いない。
中村選手はプロの壁にぶち当たりながらも、
気持ちを切ることなく、オフも無休で練習に打ち込むなど、
二軍でプロで足りないものを学び、経験しながら真摯に野球と向き合っている。
この2年間の経験をしっかり次に繋げることができれば、其の直向きさがあれば大丈夫だ。数年後、一軍でレギュラーを取れるポテンシャルはある。
プロに適応できれば、一気に飛躍する可能性もある。
城島健司選手はプロ入り3年目で一軍のレギュラーを獲得しているだけに、中村選手にも十分のその可能性はあり得る話。
まだまだ一軍でのプレーは先かもしれないが、
現在は二軍で奮闘中だが、今シーズンは限定的な一軍昇格もあるだけに、一軍のレベルを経験できることは今後生きてくるはず。
次世代の球界を代表する選手なれる逸材。

今シーズンは怪我で出遅れたが、まだプロ2年目、これから。
まずはプロレベルに。そして、一軍の舞台へ。
球界を代表する捕手への道は始まったばかり。
中村奨成選手に関するまとめ
いかがでしたでしょうか。
甲子園で記録を作った中村奨成選手。
今後、広島カープを背負い存在へ。
そして、球界を代表するキャッチャーに成長できるか。
現在は二軍で奮闘中。
焦らずじっくり自身の課題と向き合ってほしい。
数年後、カープの正捕手の座を奪取だ!!。
期待している。
