メジャーでは通用しない!?
筒香嘉智
日本球界を代表するスラッガーは今季オフ、
メジャーリーグ挑戦へ。憧れの舞台へ挑む。
しかしメジャー挑戦は厳しい現実が待っていると予想される。
今回はメジャーリーグ挑戦を目指す、筒香嘉智選手をPICKUP!!
目次
筒香嘉智選手のWiki的プロフィール

名前 筒香嘉智(つつごう よしとも) Yoshitomo Tsutsugo
出身 和歌山県橋下市
生年月日 1991年11月26日(27歳)
身長 185cm
体重 97kg
ポジション ファースト・レフト
筒香嘉智 メジャーでは通用しない!? 挑戦へ厳しい現実か

念願のメジャーリーグ移籍へ
筒香嘉智
日本屈指の左の長距離砲が憧れの舞台へ旅立つ。
2019年シーズンオフにメジャーリーグへ挑戦となる。
久々の日本の強打者が海の向こうへ渡ることになるが、
筒香選手は憧れの松井秀喜氏の背中を捕まえるような活躍ができるか。
ここ数年、メジャーリーグを見据えて準備を進めてきた筒香選手。
夢の舞台への活躍を目指し、日本で確固たる実績を残して
メジャーリーグ挑戦を実現させる予定ではあったが・・・・
しかし、現実は厳しいものとなっている。
現在は筒香選手が望んだ青写真とはなっていないのだから・・・・・
メジャー挑戦への暗雲か

メジャー挑戦を目指し、打撃改造をしてまで、挑んだ2019年。
昨シーズンオフ、契約更新の際に憧れであるメジャー挑戦を球団側に伝え、
球団側も了承し、当初は2019年のシーズンオフ、メジャーに挑戦する方向で調整されていた。
憧れの舞台に向けてカウントダウンが始まり、
2019年は圧倒的な成績を残してメジャー挑戦を描いていたはずだ・・
筒香選手自身も最高の状態で最高の成績を残越すことにフォーカスしていた。
筒香選手自身もメジャー挑戦に備え、ここ数年打撃改造を試みるなど、
自身の打撃をメジャーリーグに対応できるように試行錯誤続け、臨んだ2019年シーズンであった。
誤算だった打撃改造

筒香選手は打撃改造をして、これまで以上の成績を残すことを目指し、
2019年圧巻の成績、そしてベイスターズの21年ぶりの優勝を目指したシーズン。
大暴れをして、満を辞してメジャー挑戦となるはずだったが・・・
しかしここまで131試合 打率.272 29本塁打 79打点と
日本の主砲としては足りない成績。
2019年は開幕から調子が上がらず、7月には不動だった4番の座から外されるなど、今ひとつなシーズンとなっている。
そして、ここにきてシーズン終盤での離脱。
覚悟を持って、望んだシーズンだったが・・・・
筒香選手にとって、2019年は不本意なシーズンとなっている。
さらなる高みを目指しての打撃改造であった。

数年前から取り組んだメジャー仕様の打撃スタイルへ変更。
しかしシーズンが始まると、これまでのスタイルに結果に戻すということの繰り返し。
本人が描いたような打撃はできず、打撃改造は結果に結びついていない現状。
波に乗れていない2019年の打撃。4月に受けた死球の影響もあったのだろうか・・・・今シーズンは特にらしくない気もする。
2016年に44本塁打を放ち、
強烈なアーチを連発したような姿は印象深く、
その時はどんな凄い打者になるのか期待してものだが・・・
2016年の活躍にさらなる高みを目指し、筒香選手自身も2016年を超える成績を残すべく、メジャー仕様にするべく改造を試みた打撃。
しかしその試みた打撃改造は結果に反映することなく、成績的にも寂しいものとなっている。
ここで2016年以降の成績を振り返っていこう。
2016年成績、133試合 打率.322 本塁打 44本 打点 110
2017年成績、139試合 打率.284 本塁打 28本 打点 94
2018年成績、139試合 打率.295 本塁打 38本 打点 89
2019年成績、131試合 打率.272 本塁打 29本 打点 79
2016年に本塁打と打点の二冠を獲得し、その後も2018年には38本放つなど、日本人長距離砲として片鱗は見せているが、
メジャーリーグのスカウトたちの評価も難しいところではないだろうか。
2016年の筒香選手の姿には、日本時代無双を誇った松井秀喜氏を彷彿とさせる姿があっただけに、
ここ数年、コンスタントには成績を残しているものの、日本を代表する強打者というには寂しいような結果となっている。
筒香選手が実力があるのはわかっているからこそ、
近年の成績には物足りないというのが本音。
今シーズンの成績、そしてシーズン終盤での離脱により、不本意な形で離脱し、
チームもCL敗退とさらなる高みを目指したシーズンではあっただけに、
筒香選手本人にとっても納得のいかないシーズンとなったはず。
今回のメジャーリーグ挑戦は当初の予定通りであるが、
筒香選手は難しいタイミングでのメジャー挑戦を決断となった。
メジャーで通用しない!?

現実的には一年先延ばしするという意見もある中での決断・・結果はいかに。
今回の移籍はFAではなくポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦。
筒香選手が海外FA権獲得は2021年。球団側とはポスティングを利用してのメジャー挑戦を以前から話し合いをしていた為、faを待たずにメジャー挑戦となる。
日本の長距離砲の久々のメジャー挑戦。
2016年に44本塁打を放ったが、しかし2016年のような存在感ではない現在の筒香選手。
メジャーでは通用するのか疑問の声も上がっているのも事実だ。
当時のような評価を獲得できているとは思えない現状だ。
日本での実績は申し分ないと思うが、
やはり日本で無双レベルであっても活躍が難しいメジャーリーグ。
メジャーはレベルの高いのはもちろん、日本とは違うスタイルや環境面の違いもあり、
プレー以外の適応能力も必要になってくる。
筒香選手は若き頃からメジャー挑戦を意識、移籍に備えて準備してきただろうが、
メジャーで活躍するには早い段階でのアジャスト力が試される。
メジャー複数球団が獲得に興味か

筒香選手にはドジャーズやフィリーズなどのメジャー複数球団がシーズン中にも視察に訪れるなど、興味を示している球団もあるようだ。
視察に訪れた球団以外にも、マリナーズやホワイトソックス、インディアンスやジャイアンツなど、そしてパドレスなどが現在では興味を示しているとのことだが、
しかし、まだ具体的に獲得に乗り出すかは定かではない状態だ。あくまで興味という段階。
アメリカのメディアからは優れた選球眼を持ち、パワーも評価されているようだが、2016年以降下降気味の成績に獲得をためらうかもしれないと指摘しており、
さらに外野手として守備力と走力は平均以下という評価、DHのあるア・リーグが好ましいという意見。
打撃面はそれなりに評価されているみたいではあるが・・・・・
一定の評価は獲得しているものの、やはり高いものとは言い難いようだ。
今回はポスティングでは以前のような日本人のメジャー挑戦の際に高騰していたような入札額とはならないだろう。
筒香選手の今回のメジャー挑戦への入札額がどのくらいのいつのかも注目だが、
ポスティング入札予想は1億円〜5億円の間程度か.
移籍に向けた代理人をつけての交渉となり、代理人はダルビッシュ投手やバスケットの八村選手の事務所が濃厚とされている。
入札され交渉権を獲得したメジャー球団と交渉に入り、そこから本格的なサラリー面での交渉が始まるわけだが、
筒香選手の年俸面での金額も2019年度の年俸を下回る可能性もあるだろう。
現在メジャーリーグの平均年俸が約4億5000万円とされているだけに、現在の筒香選手の4億円だが、
契約面は日本人時代より同等か低くなることも予想される。
憧れの舞台を目指すということだけに、高額な移籍金獲得を目指してのメジャー挑戦ではないだけに、筒香選手はどんな金額でも移籍を決断することだろうが。
そして、やはり日本人長距離砲としての実力が試される時。
仮にメジャー挑戦が実現し、筒香選手のメジャー1年目の成績は、最大谷翔平選手がマークした日本人新人本塁打記録22本や、松井秀喜氏のメジャー1年目の16本が最低ラインだろう。
日本人長距離砲がメジャーの舞台で30本の大台を打つことができたのは松井秀喜氏のみ。
松井秀喜氏クラスの成績を将来的には期待したいが、日本で30本以上を放った松井稼頭央、岩村明憲や福留孝介などはメジャーで日本で見せたような長打力を発揮とはならなかった。
これまでメジャーのアツき壁に苦しんだ日本人がほとんどという事実。
現在メジャーでの日本人野手の評価は高いとは言えない状況を筒香選手が超えることができるか。
筒香選手はここ数年の日本での成績は物足りないが、メジャーリーグのプレースタイルに合うかもしれないだけに、1年目から活躍するの可能性もある。
再びメジャーを目指す日本人長距離砲としての実力を示す時でもある。
自らの手で現在の評価を変えるような活躍ぶりを期待したい。

決断したからには応援したい。
厳しいタイミングでのメジャー挑戦となるが、年齢的にはベスト。
夢の舞台で日本人野手の実力をしてほしい。
筒香嘉智選手に関するまとめ
いかがでしたでしょうか。
日本屈指の長距離砲、筒香嘉智選手。
メジャーでどこまで活躍できるか。
日本人の強打者としての実力を示してほしい。
メジャーで30本の大台を超えるような活躍を期待したい。
屈強な猛者たちが集うメジャーリーグでさらなる高みを目指し、
メジャーリーグでも長距離砲として認識されるな存在へ。
夢の舞台で躍動してほしい。
