今や日本プロ野球界のエースは彼のことでしょう。
それは菅野智之。
今シーズンはジャイアンツは苦戦を強いられた中、菅野選手は圧巻の投球をみせ、孤軍奮闘。2年連続最多勝、3年連続最優秀防御率賞、2度目の最多奪三振賞、と投手三冠を達成。
そして投手最高の証でもある沢村賞も2年連続受賞。
名実ともに国内最高投手。年々その安定感加え、凄みを増している投球は無双。
日本最高投手へ登りつめた菅野投手は今後のメジャーはあるのだろうか。
今回は読売ジャイアンツのエース、日本のエースの一人の菅野智之投手をPICKUPしていきましょう。
菅野智之選手のwiki的プロフィール
生年月日 1989年10月11日(29歳)
身長 186cm
体重 92kg
投手(スターター)
菅野智之選手の経歴・エピソード
現在国内最高投手へ登りつめた菅野投手ですが、高校時代はどうだったのでしょうか。
菅野選手は東海大相模高校出身。東海大相模は叔父でもある今期オフ読売ジャイアンツ監督に復帰した原辰徳氏の母校。菅野選手が野球を始めたのも、もちろん原辰徳氏の影響。
原辰徳氏は現役時代、若大将の愛称として、読売ジャイアンツのスター選手として活躍した名プレーヤーでもありましたから、東海大相模へ進学したのも原辰徳氏の影響でしょうか。偉大な選手が叔父ともなれば影響はあったことでしょうね。
その菅野投手は高校時代は2年から主力として、最速148キロをマークするなどし、プロ注目ではあったみたいですが、一度も甲子園に出場していないのですね。これは意外ですよね。
菅野投手は高校卒業後はプロではなく、東海大学へ。
もともと製剤能力が高かった菅野投手は大学一年から主力として活躍。大学代表に選ばれるなど、大学時代は圧倒的な成績を残し、最速157キロを誇り、プロ大注目の選手へ。
しかし彼が一躍世間の有名になったのが、ドラフト指名拒否問題でしたね。日本ハムの使命を拒否し、浪人。あの時彼に対する批判の声もありましたね〜。まあ今回はこの問題は省略します。知らない人は調べてみてw
一年後のドラフトにて念願だった読売ジャイアンツに入団。一年目から先発ローテンションの一角として13勝を挙げるなど野球浪人をした影響もなくその実力を魅せつけ活躍。2年目に最多勝とシーズンMVPを受賞し、一気に球界を代表する選手へ。その後は第三回WBCに選出。
そのWBCでエースとして臨んだ菅野投手のハイライトは準決勝でアメリカ代表。見事メジャー強打者達を押さえ込み圧巻のピッチング。負けはしたものの、そのピッチングでメジャー関係者に大きなインパクトを与え、一気にメジャー注目の選手へ。
その後2年連続最多勝に輝くなど、さらなる成長を遂げ大活躍。
完全無双状態に入った菅野投手は今後の動向に注目される。それはメジャー挑戦だ。
菅野投手のプレースタイル・特徴
菅野投手の凄さは投手としての総合力の高さでしょう。ストレート、変化球、コントロール、フィールフィングの全ての能力が高い。大学時代は最速157キロを計測したが、プロ行き入り後は基本ストレート平均140キロ後半台だが状況に応じてギアを上げ、状況に応じた投球ができる。変化球も非常に多彩である。また持ち球全てにおいて質が高く、全てに球種を同じフォームで投げ分け、バッターに的を絞らせない。まさに変幻自在。
そんな総合力が高い菅野投手の中でも抜群なのはコントロールでしょう。菅野投手は身長186cmと日本の投手としは長身ですが、その長身を大きくダイナミックに使うのではなく、コンパクトな投球フォームでボール一個分コースを投げ分ける高いレベルの投球ができ、打者を惑わすことができる。また高いフィールディングも高く、投手として隙がない。
そして菅野投手の最大の魅力は、自己分析力だろう。現状の立ち位置を見極め、何が必要なのかを考えて実施でき、そして高い成績を残しているのにも関わらず、その探究心は意識が高い。小さな疑問や感じとれる力があるからこそ菅野投手は高いレベルでの投球ができ、勝ち続けることができる。
やはり考えているやつは強いですよね。
現在の菅野投手は、メジャーで活躍するヤンキースの田中将大投手やカブスのダルビッシュ投手、そして大谷翔平投手たちと引けを取らない存在であろう。その実力は日本を代表する投手だ。
菅野智之投手はメジャー挑戦はある!?
日本最高の投手を欲しくないわけがない。
菅野投手は日本代表のエースとして臨んだ2017年に開催された第3回WBCで特に準決勝でのアメリカ戦での投球。小雨が降る中の圧巻のピッチングで強打者犇くアメリカ打線を押さえ込んだその投球でメジャーのスカウトから、スガノはメジャーレベルの投手だと高い評価を受けている。
もし菅野投手がメジャー挑戦はいつ頃になるだろうか。
現段階でポスティングシステムというメジャーへ移籍することはできるが、所属のジャイアンツはポスティングでのメジャー移籍を認めておらず、菅野投手がメジャーでプレーできるのは海外FA権を得るのは2021年の31歳で実質2022年からメジャーでプレーできることになる。
菅野投手は将来的なメジャー挑戦について語っており、同じジャイアンツから海外FAでメジャー挑戦した上原浩治投手のような経緯を辿ることになりますね。
2022年は32歳という年齢になっていることもあり、メジャー関係者は肩の消耗を懸念しており、現在の菅野投手の市場価値は高いが、海外FAを取得する2021年の時にどのような状態であるかが注目される。
メジャーのスカウトは高く評価しているが、WBCでのメジャーの強打者を抑えたが、正直シーズン前でもあり本調子ではない。やはりシーズンを通りしてメジャーの強打者たちに挑んでいる菅野投手をみたいものですよね。
メジュー挑戦した松坂大輔やダルビッシュ、そして田中将大投手などは若くしてメジュー挑戦しているだけに現時点での最高の状態の菅野投手のメジャーでの投球を見れないのが残念だ。
このままジャイアンツでプレーする可能性だってある。
今年6億5千万円で契約を更新した菅野投手ですが、このままの活躍を続ければ年俸は10億円に到達するのでしょうか。そうなれば国内初になるが、ジャイアンツといえどそこまでの金額を出せるのだろうか。まあ出せるだろうが、このままずっとジャイアンツで無双状態でプレーし続けてもモチベーションは下がるだろう。
いずれにせよ様々な要因を考えるとメジャー挑戦は将来的にではあるが、暫定路線かもしれませんね。
菅野智之に関するまとめ
いかがでしたでしょうか。現在日本プロ野球最高の投手の菅野智之投手。所属するジャイアンツでさらなる活躍を期待したいが、正直今すぐメジューでの投球を見てみたいですよね。
将来のメジャー挑戦を楽しみしておきましょう。